月別アーカイブ: 2014年7月

世界と同じボール

このブログではご無沙汰しております。
眼力のひらさわです。

本サイトの「制作実績」コーナーに最近幾つか作品が追加されたのですが、
その中でも最新作のTVCM「Jリーグ再起動」について、
作り手の立場からちょっと書いてみたいと思います。

img061

この、W杯期間中休止していたJリーグの再開を伝えるCMは、
制作期間が短かったこともあり、
既存の試合映像だけから構成されています。
しかも、試合映像をカッコ良く加工する、
というのは結構やり尽くされているので、
それとは違うアプローチでないといけないという、
なかなかに針の穴を通すような条件だったのです。

そこでトライすることにしたのが、
ボールを常に画面の中心に置く、という演出です。
あれは別にカメラマンが超絶撮影技術で
常にボールを真ん中に捉えている訳ではなく、CGです。

ボールを中央に配することにより必然的に個々の選手の印象が薄くなり、
誰もが平等な条件でボールを追っている
(のだからW杯はあんなだったけど頑張ろうよ)、
という雰囲気を出したい、という狙いです。

このように今回は
魅せるCGというより見せないCGに徹してみました。
しかもそれがただの技術ではなく、
演出意図と噛み合っていることが重要で、
それがこの作品ではある程度は達成できたかな、と思います。

このように企画立案からフィニッシュまで、
スルーパスが通りゴールみたいに行けると良いのですが、
毎回そう上手く行く訳ではないのは、言うまでもありません。
でも眼力もJリーグの選手のように、
常にそれを目指して頑張りたいと思います。
そして次のW杯とかオリンピックではできれば何か仕事を取りたい所存です
(いきなり現実的な願望!)。

トランセンデンス

昨夜は、久しぶりにナイターで映画をみた。

『トランセンデンス』
現在、公開したばかりの作品なので、詳細は控えるが、

人類の知能を『超越』する人工知能。
科学者の意識が人工知能にインストールされ、
さて、どうなる?というストーリー。

テーマとしては、『願望』『進化』そして『人間の矛盾』だろうか。

とりあえず、映画館の設備環境に助けられ、
2時間飽きずに見ることができたが、
所謂ハリウッド映画のような起承転結のはっきりとした派手な映画ではない。
映画作品としての詳細の善し悪しはさておき、

現実に人工知能の技術は発達しているし、
昨今のコンピューターの急速な進化をみれば、
果たしてどこまでいってしまうんだろうと日々思うのだが、
本作で、万が一この映画のような事になったら、という危機感を感じさせられ、
悪夢を観た気持ちになった。

願望は叶う、しかし・・怖い、やっぱり間違っていたのか?どうする?

個人的には、こういった局面が人類に必ずや訪れると思っているが、
科学者いわく、40年後には技術的にはなり得るそうだ。

もうすぐじゃないか!

まあ、映画を見ての最終的な感想としては

人間ってのは、勝手な生き物で、矛盾だらけで、
ほんと、しょーもないんだけど、
 目の前に居る愛する人を助けよう、幸せにしようという
気持ちがあってこそ、必死に生きていける生き物なんだなと・・改めて